一度切れた特許の再申請はできない?

再生医療分野の大きな発展に伴って、日本でも医薬品に関連する特許取得について関心が高まっています。
アメリカでは特許取得合戦が白熱していますが、日本は出遅れている事で有名です。

そもそも特許とは開発者が作った発明に関わる様々な権利を保証するものであり、化学物質などは特許をとっておかなければ商品化して販売する上でも様々な問題が発生します。
例えば、海外にいる別の人間が他人の発明を盗んで特許を取得した場合、最初の開発者はそれを使った商品を販売する事が出来なくなるのです。

ことさら医薬品の特許は多くの人達の健康と人命に関わるものですから、取得の必要性が出てきます。

医薬品の特許は、基本的に出願した日から20年間有効とされます。
その間の治験期間などを考慮して最長5年の延期が可能とされていますから、最大でも25年間の特許期間になります。

一方で切れた特許は再申請出来るのかと言うと、基本的には出来ないのが常識です。
特許の期間切れを狙って同一の発明でもう一度再申請出来れば、優れた発明はいつまでも共有されない財産になってしまいます。

特許の切れた医薬品などは公的に知る事となりますので、幅広い会社で販売する事が可能になります。
それにより開発された発明は公的な財産となるのです。